こんにちは! makkii (@ei_pro_makkii) です!
先日、英単語の語彙を調べてしりとりのゲーム性を検証するという記事を書いたのですが、
調査した結果、Xで始まる言葉が極端に少ないことが分かりました。
そこで、私たち英語学習者が知るところで、Xから始まる単語にはどのようなものがあるのか、一度調べてみることにしました。
とりあえず、英語学習者の知る語彙として、アルクの「究極の英単語」12000語を想定し、索引からXから始まる単語を調べました。すると...
究極の英単語 Vol. | Xから始まる単語 |
---|---|
1(1-3000) | 掲載なし |
2(3001-6000) | 掲載なし |
3(6001-9000) | 掲載なし |
4(9001-12000) | xenophobia(1語) |
驚いたことに、12000語でXから始まる語彙はxenophobiaの1語だけだったのです!(しかも、その一語がxenophobia「外国人嫌い」とは、なんか皮肉...)
いや、ちょ待てよ、と。12000語も知っている(英語学習者としては割と多めの部類に入る)のに、Xから始まる単語が一つしかないなんて何か違和感があります。
語彙の幅を広げて、辞書で確認することにしましょう。
ベーシックジーニアスとは、英語初学者用に難しい語彙がカットされているライトな辞書で、専門用語などの一般的でない単語があらかじめ削除されています。
掲載語は40000語で、これだけの語彙数があれば、英語学習者が学ぶ語彙を均一に幅広く捉えているということが言えそうです。
そんでもって、調査した結果は下の表の通りになりました。
No. | 単語 | 意味 |
---|---|---|
① | x | アルファベットなど |
② | xenophobia | 外国人嫌い |
③ | Xerox | ゼロックス |
④ | Xmas | クリスマス |
⑤ | X-rated | 成人指定の |
⑥ | X-ray | X線 |
⑦ | xylophone | 木琴 |
ほらほら、たくさん(それでも少ないけど)出てきました。Xmasのように、英語初学者でも分かる単語がやはりありましたね。
そういえば、究極の英単語ではハイフン(-)で繋がった語や、略語は載せていないということでした。それでXmasなどの単語が載っていなかったというわけですね。
というわけで、英語学習者向けのXから始まる単語を抽出できました。ここからは、単語の意味を詳しく見ていきましょう。“x” 自体は明らかなので、ここで紹介するのは6語です。
先ほどもお伝えしたように、意味は「外国嫌い、外国人嫌い」
-phobia は「~嫌い、~恐怖症」でよく用いられる語尾(接尾辞)で、他にも、acrophobia「高所恐怖症」、claustrophobia「閉所恐怖症」などがあります。最近は、iPhone 11 Pro のカメラが trypophobia「集合体恐怖症」を誘発するとして話題になりました。
アメリカにある印刷機器の会社またはその商標のこと。Xeroxはxeroxとなって、コピー機やそのコピー方式を表す名詞、コピーすることを表す動詞として使われることもあります。
みんな大好きクリスマス。本来はキリストの降誕を祝う日です。
ちゃんと書いたらChristmasですね。省略だからといって、アポストロフィーをつかって X’mas とはしません。
成人向け映画を表す形容詞です。映画のクラス分けに “X” が使われていたことからこの言葉が派生したようですが、現在も使われているのはオーストラリア(X 18+)だけで、アメリカとイギリスはそれぞれNC-17とR18に置き換わっています。
電磁波の一種、X線のことです。レントゲンなどに使われます。
楽器の木琴のこと。シロフォンというカタカナ読みを知っている人は分かりますね。
-phone は「音を出すもの」に使われる接尾辞で、他にも microphone「マイク」、saxophone「サクソフォン」、homophone「同音異義語」などがあります。
今回は、Xから始まる単語を調査し、英語学習者が覚えるべき単語を紹介してきました。
しりとりをするには、英語はちょっと不便ですね...(^_^;) 楽しくやるには、方法を考えたほうが良さそうです。新しいしりとりのやり方を考えておきます、、、
それでは、今回の復習です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!